おセンチ日記

突然ですが私はイエローモンキーのファンです。

とりわけボーカルの吉井和哉さんの才能に取り憑かれております。


ご存知の通り、イエローモンキーは15年の空白の時を経て、今年復活しました。

復活のライブに行ってあのグルーブとメンバーのかっこよさに痺れ、それからというもの仕事以外の時間はイエローモンキーの事を考えているくらい、もう夢中なのです。


音楽がもちろん素晴らしいんですけれど、曲の歌詞もすごく良いんですよね。

FOUR SEASONSという曲の「まず僕は壊す 退屈な人間はごめんだ」とか、カナリアという曲の「19にもなったのに悲しみが欲しいのは何故」とか、好きな歌詞を挙げればキリがないです。すごく力強くて言葉のセンスがあるんですよね。

平凡な毎日を過ごしていて、熱く何かに打ち込むものを持っていない自分には、そういうパッションに憧れがあるのかもしれません。


さて、そんな歌詞を紡ぐ吉井和哉さんの書く文章がもっと読みたい!と思い、吉井さんが書いたコラムを単行本化した、その名も「吉井和哉の㊙︎おセンチ日記」を購入しました。

これが面白いんです。やっぱり文才があって、おちゃらけた文章も面白いし、真面目な語りも感じるものがあるんですよ。

中卒で本も読まないのにどうしてこんな文章が書けるんだろう。


私もロックスターになりたいとまでは言いませんから、というか無理ですから、せめて面白い文章を書けるようになりたいものです。